課題テーマに挑戦「寺坂棚田」第11回
2022年11月12日
課題テーマに挑戦「寺坂棚田」第11回
季節は、差し詰め晩秋の候と言ったところでしょうか?私の住むつくば市でも、街路樹のイチョウの葉が美しい黄金色に輝いています。筑波山も麓から紅葉しているのが分かります。下の画像は、我が家から近くにある街路樹のイチョウです。
筑波山の麓からです。アングルが悪く紅葉が見づらいかも知れません。のどかな田舎の風景です。
入浴施設とサッカー場が併設されているある施設の駐車場の隅から筑波山を撮ってみました。
懇意にして頂いている方から、千葉の成田山公園の池の画像をお借りしました。池に紅葉がマッチしてとても美しい画像です。
この画像は、数日前に近所の人工池で「秋の夕暮れ」という意味合いで撮ってみました。
アイキャッチ画像は、私がいつも散歩する途中にある民家に咲いていたバラです。この民家のご夫婦からは、いつでも勝手に入って写真を撮っても良いとの許可を頂いています。もう秋の花も盛りを過ぎ、来年の春が楽しみでなりません。
課題テーマに挑戦「寺坂棚田」第11回
課題テーマ「寺坂棚田」も今回で11回となります。作詞は、エッセイでも小説でも同じでしょうが、これで完璧と思えることは殆んどありません。。今回もその例に漏れず、なかなか思うようには進みません。前回の第10回でお示しした作詞を修正してみました。先ずは、前回の修正前のものです。
タイトル仮題「心のふるさと寺坂棚田
≪ 歌詞1番 春の情景 ≫
武甲山 朝日に輝く棚田をみつめてる 5 4 4 4 5
みどりの風が山越え水面を吹き渡る 4 3 4 4 5
チチブイワザクラ可憐な花を咲かせてる 3 5 4 3 5
やっと来たんだ 寺坂棚田に春が来た 3 4 4 4 5
春の青空 今日はみんなで田植えの日 3 4 3 4 5
みんなの心のふるさと寺坂棚田 4 4 4 7
というように1番の歌詞を書いて見ましたが、2番が続きません。途中までですが記して見ます。この時の原因は、歌詞1番3行目のチチブイワザクラの8文字に合う言葉(3文字ことばと4文字ことば)が、どうしても浮かばなかったのです。
≪ 歌詞2番 夏の情景 ≫
夏の夕 棚田にひと際煌めくホタル灯よ 5 4 4 4 5
かがり火祭り 静寂に響くは せみ時雨 4 3 4 4 5
≪ 歌詞3番 秋の情景 ≫
鮮やかにはぜ掛け棚田を彩る彼岸花 5 4 4 4 5
郷愁誘う棚田は横瀬の誇りだよ 4 3 4 4 5
むかし荒れ果てたこの田が今は蘇える 3 5 4 3 5
熱い横瀬の熱意と気魄でよみがえる 3 4 4 4 5
秋の棚田は光輝く黄金色 3 4 3 4 5
みんなの心のふるさと寺坂棚田 4 4 4 7
以上が前回の経過報告でした。今回は1番から3番まで通して以下のように修正してみました。
修正後「心のふるさと寺坂棚田」
1番 武甲山 朝日に輝く棚田をみつめてる 5 4 4 4 5
やさしい風が寺坂棚田を吹き渡る 4 3 4 4 5
チチブイワザクラ可憐に花を咲かせてる 3 5 4 3 5
やっと来たんだ 寺坂棚田に春が来た 3 4 4 4 5
春の青空 今日はみんなで田植えの日 3 4 3 4 5
心のふるさと ア~ア 寺坂棚田 4 4 2 7
2番 夏の夕 日が暮れ木綿の浴衣で出かけたい 5 4 4 4 5
かがり火祭りあなたと手を取り歩きたい 4 3 4 4 5
ホタルゆらゆらと飛び交う棚田夢のよう 3 5 4 3 5
そばに優しく寄り添いせせらぐよこせかわ 3 4 4 4 5
わたし自慢の里に響くはせみ時雨 3 4 3 4 5
心のふるさとア~ア寺坂棚田 4 4 2 7
3番 鮮やかに はぜ掛け棚田を彩る彼岸花 5 4 4 4 5
郷愁誘う棚田は横瀬の誇りだよ 4 3 4 4 5
むかし荒れ果てた棚田が今は蘇える 3 5 4 3 5
熱い横瀬の想いと気魄でよみがえる 3 4 4 4 5
秋の棚田は稲穂眩しい黄金色 3 4 3 4 5
心のふるさと ア~ア 寺坂棚田 4 4 2 7
このように字脚を揃えてみました。しかし、私自身残念なのは鎌倉時代から続くこの美しい寺坂棚田を、未来永劫守って行こうという意味の言葉が入らなかったことです。その辺が不満です。また、何度も読み返しながら、より良い作詞を目指したいと思っています。