課題テーマに挑戦「銚子港」第7回
2023年04月30日
課題テーマに挑戦「銚子港」第7回
4月最後の日、つくばは先程まで雨が降っていました。今は上がりましたが、どんよりとした鉛色の雲に覆われています。
さて、つくば市には沢山の国立の研究所があります。研究所というと、何か特別の人だけの世界という先入観を持ってしまいますが、私達のような平凡な者にもとても有難い施設があるのです。
その施設は、以前、このブログでも紹介させて頂いたことがありますが、正式名称を「国立科学博物館筑波実験植物園」と言います。いかにも厳めしい名称で、知らない人には近寄りがたいかも知れません。
でも、本当はやさしく親しみやすい施設なのです。各種のイベントやセミナーも開催されています。今回、私が訪れましたのは「さくらそう品種展」というイベントでした。某新聞の茨城版に紹介されていましたので4月19日に訪問致しました。普段は1階の駐車場に悠々停められるのですが、この日の来場者はすごく、3階の駐車場に停めざるを得ませんでした。
前置きが長くなりました。さっそく「さくらそう新種展」の画像を数点紹介させて頂きます。その前に、アイキャッチ画像は、植物園の入り口から少し入った所に満開に咲いておりました「シャクナゲ『太陽』」です。見事な姿に驚嘆致しました。
【さくらそう品種展】(国立科学博物館筑波実験植物園)
二つの飾り付けをした展示場がありましたが、入り口に近かった方をご紹介させて頂きます。この展示場には30数鉢が並べられていました。恐縮ですが私の独断で数点アップさせて頂きます。
漁火という名の清々しいさくらそうです。
銀世界という名です。
十州の空という名です。
百夜車(ももよぐるま)という名です。
母の愛、何とも優しい感じのさくらそうです。
緋の司(ひのつかさ)という名です。
ほんの一部しかアップ出来ず申し訳ありません。この会場の前では一眼レフカメラを持った多くの人々が、「さくらそう」に熱い視線を送っていました。この施設には、65歳以上の方は無料で入場ができます。※ただし、それを証明する運転免許証などが必要です。
課題テーマに挑戦「銚子港」第7回
初めて銚子漁港を訪問して、早や4ヶ月になろうとしています。そろそろ本気になって作詞作業に入らなければと焦り始めました。
早朝の銚子漁港第一卸売市場での「びんちょうまぐろ」の水揚げの様子が、強烈な印象となって脳裏に焼き付いています。ですが、今回は銚子のある団体の方から推薦されました銚子電鉄最後の駅の「外川」に焦点を当ててみたいと考えました。外川駅から外川漁港に向かう坂道はレトロな感じで、とても情緒のある風景でした。きっと、作詞になる風景だと思いました。
初めて銚子電鉄外川駅を訪れましたのは、3月3日でお雛祭りのでした。車で「銚子電鉄外川駅」に着き、駅前の無料駐車場に停めさせて頂きました。この作詞には、私の拙い以下の画像をイメージして進めたいと考えています。
昭和の香りのする駅舎です。
構内には、河津桜が咲き電車が停車しておりました。
外川駅から外川漁港に向かう坂道の画像です。
外川漁港の美しい姿です。
外川漁港から少し歩いた所にある「犬岩」です。
以上の画像をイメージしながら1番から3番まで、ことばを並べてみました。この時点では、字脚などは一切無視しています。大雑把な起承転結、即ち流れを記しただけです。
作詞 銚子電鉄外川駅(仮題)
1番 外川駅の出口の改札過ぎると
河津桜が見事に朝日に映えて
君は綺麗だねって微笑んで
じっと花びら見つめてた
君の頬も薄紅色に染まったね
あの日の君との思い出が
忘れられずに 今日も一人佇む
ああ~銚子電鉄外川の駅よ
2番 外川漁港に向かう坂道は
レトロの匂いがするようで
二人手をつなぎはしゃいだね
見下ろす先には漁港の水面
白い漁船が浮かんでいたね
あの日の君との思い出が
忘れられずに 今日も一人佇む
ああ~銚子電鉄外川の駅よ
3番 義経自慢の愛犬浮かぶ犬岩は
誰を忍んで遠い彼方をみつめてる
君の瞳になぜだか急に溢れる涙
駅に向かっていきなり走る
その後ろ姿を虚ろにみつめてた
あの日の君との思い出が
忘れられずに 今日も一人佇む
ああ~銚子電鉄外川の駅よ
今、読み返しても歌詞の意味が分かりません。確かに優れた歌詞には、余り具体的な内容をわざと入れない技法があり、それを試してみようかと思いましたが、これではまだ曲が付いていなくとも、酷い作詞であることがひと目でわかってしまいます。作詞は空想の世界でするものではなく、もう少し現実的な物語などから生まれるものかも知れません。
次回は短い物語を書いてみようと思います。そして、その物語に沿った歌詞に修正しようと考えています。