課題テーマに挑戦「楢葉~天神岬~」第11回
2015年11月10日
課題テーマ「天神岬」11回
私の無教養振りを露見することとなった事柄がありました。それは、ご覧のこの白い無垢の花を白椿とご紹介したことです。
私は、椿と信じて疑いませんでした。それが、無知ということです。この花は、山茶花(さざんか)とある方が教えてくれました。この花を撮影した所には、花びらが確かに落ちていました。椿の花は花ごと落ちて、山茶花は花びらが分かれて落ちるそうです。また、椿の葉はギザギザが小さく、山茶花は目立つそうです。この画像の葉は、まさしく山茶花の葉です。開花時期も山茶花に合います。
大変申し訳ありませんでした。文字も含め、自信のないときは必ず調べてはいましたが、少しも疑いませんでした。深く反省いたします。
作詞 「楢葉~天神岬~」推敲2回目
今回、私が気になっていた、そして修正の必要を感じていた歌詞3番の推敲を致しました。
前回は 天に勝てない 我らが知恵を
驕るなかれと ささやく風に
誰がうなずく 頭を垂れる
苦労も忍んで 掛け声合わせ
明るい楢葉 希望の町へ
その日を待ってる その日を待ってる 天神岬
この2行が気に入りません。すっきりしません。多分みなさんも、前後の脈絡に一貫性がないと感じられることと思います。苦し紛れに、雨の中を散歩しました。ブログカテゴリーの「疲れて進まない時」を参照してみてください。ただ歩いていただけでしたが、ふとある言葉が浮かびました。
それは、「負けてはならない」の言葉でした。すぐ、メモし帰宅しました。
天に勝てない 我らが知恵を
驕るなかれと ささやく風に
誰がうなずく 頭を垂れる
負けてはならない 楢葉の気概
陽の差す町を 誇れる町を
その日を待ってる その日を待ってる 天神岬
このように修正しました。たった数文字が浮かんだだけで、あとの言葉がすぐ出てきました。大分変ったと思います。スッキリしました。これで修正の必要はないかと思います。歌詞1番から3番までを通してご覧ください。
1番 潮騒ばかりの 静かな岬
山のウグイス 小さく鳴いて
桜ばかりか 山百合さえも
誰にも見られず ひっそり散った
こんなに晴れた 青空なのに
なにゆえ淋しい なにゆえ淋しい 天神岬
2番 子犬を抱えた 八つのあの子
建ったばかりの 我が家の庭で
あの日境に 友とも別れ
辛くはないけど 涙が出るの
ふるさと楢葉 大好き楢葉
どうして戻れぬ どうして戻れぬ 天神岬
3番 天に勝てない 我らが知恵を
驕るなかれと ささやく風に
誰がうなずく 頭を垂れる
負けてはならない 楢葉の気概
陽の差す町を 誇れる町を
その日を待ってる その日を待ってる 天神岬
このようになりました。作詞は、やはり難しいと思います。でも、さっき出てきた「気概」です。何とかやり遂げようとする心です。私の拙い歌詞作成のプロセスも、少しはみなさんのお役に立ったでしょうか?
この作曲は、竹見さとし先生、すなわち編曲の筧哲郎先生にお願い致す所存です。歌唱者はお楽しみにしてくださいますように!