課題テーマ「天の川」
2015年12月20日
課題テーマ「天の川」第7回
今回の「課題テーマに挑戦」では、「天の川」と「傘」をテーマとした作詞を同時進行で行っていますが、12月に入りまして私の個人的な事情で半月もお休みをしてしまいました。申し訳ありません。もう今年も僅かですが、急ピッチで進めたいと思います。
作詞に入る前に、いつものように美しい画像をご覧になって頂きたいと思います。初めの画像は、keiさんの「朝の輝き」です。遠く雪の北アルプスを望み、晩秋というよりもはや冬の情景でしょうか?とても美しい画像です。
2枚目は、hanahanaさんの「紅に抱かれて」です。イチョウの葉も散り、最後の葉でしょうか?赤い葉の植物に抱かれて、休んでいるようです。こうした画像を撮るには、鋭敏な視点を備えている人でないと見過ごしてしまうことでしょう!作詞の世界でも、普段からこうした感受性が求められると思います。
作詞「天の川」7回目
今回は、字脚を揃えてみました。そのために、言葉を変えました。変わったところを言葉を紺色に、そして1行目と字脚が合っていない所を赤色で示したいと思います。
1番 こんなに愛した人なのに 4 4 5 13
逢ってはならない 浮世の二人 4 4 7 15
運命(さだめ)の糸に 引き寄せられて 4 3 7 14
年に一度の 逢瀬の今夜 3 4 7 14
誰にも知られぬ 隠れ宿 4 4 5 13
月にも内緒よ 天の川 4 5 5 14
2番 どうして二人は許されぬ 4 4 5 13
愛にこれほど その身を焦がす 3 4 7 14
世間はなぜに引き離す 4 3 5 12
なおさら募る恋心 4 3 5 12
明日の私は 織姫よ 4 4 5 13
許してお願いよ 天の川 4 5 5 14
3番 笹の葉に吊るした短冊は 5 4 5 14
真赤な色です わたしの願い 4 4 7 15
この次生まれて来たときは 4 4 5 13
二人は夫婦になれますように 4 4 7 15
悔いはないです この人生に 3 4 7 14
綺麗な川ですね 天の川 4 5 5 14
歌詞1番は、前回1行少なかったため、・・運命(さだめ)の糸に引き寄せられて・・ この言葉を挿入しました。
前回から、字脚を意識して、歌詞2番では、 その身を(+2文字) 織姫よ(-2文字)お願いよ(+1文字)歌詞3番では、この次(+1文字)このように字脚を合わせています。
ですが、赤い色をした字脚が目立ちます。まだまだ駄目です。歌詞も、充分皆様に満足して頂けるものではありません。次回は、字脚を整えるために、言葉を修正致します。