課題テーマ「ふたり傘」第12回
2016年08月18日
課題テーマ「ふたり傘」第12回
上記の画像は少し前のものですが、つくば市で行われた琴の演奏会に行く途中に撮ったものです。タイトルは「街灯」です。青空に、街灯が輝いていました。
この画像もほとんど同じ場所で撮りました。タイトルは、「ボルタリング」です。中央の青年の岩登りのような軽やかな仕草から、「ボルタリング」と名付けました。
作詞「ふたり傘」第12回
昨日、久しぶりに「仮題テーマ 傘」を見直し、修正してみました。今日、改めて見てみますと、やはり不自然さが否めません。
それは歌詞2番では、やっとデートを楽しむ二人になったばかりなのに、3番では「白いドレスが・・・」といきなり結婚式になっています。これでは、文脈として少しおかしいのではと思いました。
この不自然さを修正するには、「つなぎ言葉」を入れる必要があるように思います。よくドラマなどで使われる「いつしか時は流れて・・」とかのことばです。2番歌詞のデートから3番歌詞で一気に結婚式となるためには、それなりの時間を経て到達したものであるとの説明ことばが必要と思います。そのような意味から、下記のように一部修正してみました。
1番 小雨そぼ降る キャンパス内を
濡れて歩いた この僕に
走って傘を 差しだした
おどろく僕に 笑顔のえくぼ
君と初めて 逢った日は
冷たい秋の 日暮れ時
甘い香りに 不思議な予感
2番 ふいにハハハと 無邪気に笑う
怒る振りした その顔は
遅れた僕を からかった
二つの傘が 一つになって
肩がやさしく 触れ合った
歩いていたね どこまでも
雨が似合うね 外苑通り
3番 白いドレスが 燥(はしゃ)いでいるね
友の間を 飛び回る
愛を育てた 長い髪
指輪をはめた その時だけは
さすがの君も 潤んでた
雨だね外は これからは
君と僕とが 互いの傘に
このように修正してみました。二人のこの日までの歳月を、「愛を育てた 長い髪」で表現しました。このことばを入れるため、「肩で揺れてる 長い髪」を敢えて削りました。でも、まだ充分満足できないことばがあります。それは、やはり3番です。6行目の「雨だね外は これからは」の 部分です。どちらも「は」がつきます。出来れば替えたいのですが、他に満足できることばが見つかりません。もう少し、考えてみたいと思います。
またタイトルですが、「ふたり傘」と変更しました。幸せなのは、当然なのであえて省くことと致しました。