そもそも何のために作詞をするのでしょう?
作詞にもちゃんと目的が必要です。
誰かを応援したい、体験した感動を多くの方に伝えたい、失恋のつらさを分って欲しい等などです。
あとは、あなたのその情熱がことばとなって歌詞になり、そして作曲へと進みます。
あなたの想いが強いほど、きっと聴く方のこころに響くことでしょう。
前に出てきました作詞の決まり事とは、一体何なのでしょうか?
それは、歌詞の1番から3番までの各行の文字数を揃えるという決まり事です。
また各行の文字数が同じでも、行の中の区切りの文字数も同じにしなければなりません。
ここが作詞の難しいところです。
良いことばが浮んでも、文字数が合わなければ使うことが出来ません。
数時間かけてたった一行しか進まないときもあります。
あなたが感動を人に伝えたいという強い熱意があれば、作詞の神様が完成へと必ず導きます。
「デュエット曲 夫婦秋夜」の散歩中にての推敲
歌詞でなくとも素晴らしい詩には、朗読すると流れるような旋律があり、とても覚えやすくまた心に強く響きます。
作詞も同じだと思います。
ある作曲家の方が申していました。
優れた歌詞は、読みながら即座にメロディが浮ぶものだと。
どうしたら、そんな素晴らしい作詞が出来るのでしょうか?
この「原科香月の作詞の小部屋」が、少しでもあなたに、そんな歌詞に近づくようお役に立てたらと思っています。
ブログを通じて、課題から、作詞の完成までを、一緒に考えて行けたらとても嬉しいと考えています。
きっとこのホームページを開いてよかったと感じて頂けますよう私も頑張ります。
少しずつでも進み、必ず1曲は「自分だけの歌詞」を完成させましょう。