課題テーマに挑戦
2015年06月03日
「笛吹川」その(11)
さて、このホームページを開設して初めての「課題テーマに挑戦」も、今回で11回目となります。
笛吹川の「情報集め」から、「ことば集め」「ことば並べ」を経て、いよいよ「形が出来てきたら」に入ります。このことは、作詞の完成が近いことを意味しています。
前回の「笛吹川その(10)」から何度も読み返し、歌詞の流れから文字数の調整等を行い、以下のように修正致しました。修正箇所は青色にしました。
それでは、以下に記します。
(文字数計)
1番 酔って月夜の この境内に 3 4 7 14
むかし逢瀬の長慶寺 3 4 5 12
母はいずこか権三郎 3 4 6 13
愛しき女(ひと)は いずこの空か 4 3 7 14
未練心を なぜ捨てきれぬ 3 4 7 14
ああ 哀愁の笛吹川よ 2 5 7 14
2番 水面染めたる 桃源郷に 3 4 7 14
肩を寄せ合う 影ひとつ 3 4 5 12
永久の誓いと花一輪 3 4 6 13
はにかむ君も 桃花となりて 4 3 7 14
ひとり佇み あの日を偲ぶ 3 4 7 14
ああ 哀愁の笛吹川よ 2 5 7 14
3番 想い重ねた 釜無川と 3 4 7 14
末は夫婦(めおと)の富士川に 3 4 5 12
時はあの夜で止まったままの 3 4 6 13
君への愛は 叶わぬ夢か 4 3 7 14
ふいに落とした 情けのしずく 3 4 7 14
ああ 哀愁の笛吹川よ 2 5 7 14
以上のように大分修正しました。文字数を合わせることは、とてもエネルギーを必要とする作業です。全体の雰囲気を変えることなく、決められた文字数のことばを探し、当てはめていくということは思ったより難しい作業です。
これがもちろん完成ではありません。不自然なことばがないか、またもっと効果的なことばがないか、また文字数に問題がないかなど、何度も繰り返し読み、修正すべき点がないかを考慮します。
ここからの僅かな修正が、歌詞の良し悪しに大きく響きますので、とても重要な作業となります。ブログカテゴリーの「疲れて進まない時」が訪れる気が致します。
画像は、歌詞2番の桃源郷です。本当に別世界にいるような感じが致します。画像をクリックし大画面でご覧くださいますように!