高山本線~渚駅~
2015年10月10日
高山本線~渚駅~
高山本線に、渚駅という駅があります。高山はみなさんがご存知のように、高地にあり冬は雪深いところです。それなのに、「渚」とは、どうした謂れから付けられた地名なのでしょうか?海や湖がある訳でもないのに。
私は、パソコンで地図を見て、空想をするのが好きです。ある日、偶然「渚駅」という駅名に出会い、とても面白い地名と思い、作詞を思いつきました。都会で暮らす高山出身の若い女性が、人生のつまづきにこらえきれず故郷高山に帰って来る、というストーリーにしました。高山の冬の様子や飛騨川の流れ、電車の時刻表まで調べました。歌詞に、嘘があってはならないからです。
高山本線~渚駅~
1 夜更けに着いた ふるさと駅は
山並み険しい 無人駅
海はないけど 名は渚
都会を逃げて来たわたし
粉雪しんしん
あ~あ ここは 高山本線渚駅
2 飛騨川走る 谷間の里で
咲かせた昔の 恋椿
思い出させる せせらぎよ
あのひと今はどうしてる
粉雪しんしん
あ~あ ここは 高山本線渚駅
3 やさしい母に 逢いたいけれど
見せてはならない この涙
わたしこのまま 眠らずに
夜明けが来たら帰ります
粉雪しんしん
あ~あ ここは 高山本線渚駅
この歌詞に、作曲及び編曲をして下さったのは、筧哲郎先生です。筧先生は、作曲者名を竹見さとしと言います。そして、歌唱をして下さった方は、歌手の春田圭子さんです。春田さんの歌唱力は、それは大変な実績に裏付けられています。ここでは省略させて頂きますが、「私の作詞した曲」をクリックして頂き、一度お聴き頂ければご納得されることと思います。
今回のブログの画像ですが、2枚とも「よっちさん」からお借りしたものです。ありがとうございました。心から感謝申し上げます。