小鳥

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哀愁の笛吹川

2016年10月25日

富士川と富士山 哀愁の笛吹川

先ず、この「哀愁の笛吹川」の作詞のきっかけについてお話しいたします。大分昔ですがNHKのラジオから聞こえて来たことばに「笛吹川」という川の名前があり、心の隅に「とても美しい川の名前だな。」と印象に残っておりました。

この「無料作詞教室」を平成27年4月に開設いたしまして、「課題テーマに挑戦」というコーナーを設けました。このコーナーで最初に思い立ったのは「笛吹川」でした。名前だけは知っておりましたが、どこの県を流れる川なのか、どういう歴史があるのか、何も知らない状態でしたのでまず情報集めを致しました。詳しいことは、ブログの4月19日から6月27日までに記してありますので、ご興味がありましたらご覧頂けましたら幸いです。

さっそく歌詞をご紹介いたします。作詞のプロセスは、第1回(2015,4、19)から第14回(2015、6、27)までにアップしております。

     哀愁の笛吹川

  1番   酔って月夜の この境内に

       むかし逢瀬の 長慶寺

       母はいずこか 権三郎

       愛しき女(ひと)は いずこの空か

       未練心を なぜ捨てきれぬ

       ああ 哀愁の笛吹川よ

 

  2番   水面染めたる 桃源郷に

       肩を寄せ合う 影ひとつ

       永久の誓いと 花一輪

       はにかむ君も 桃花となりて

       ひとり佇み あの日を偲ぶ

       ああ 哀愁の笛吹川よ

 

  3番   想い重ねた 釜無川と

       末は夫婦の 富士川に

       時はあの夜で 止まったままの

       君への愛は 叶わぬ夢か

       ふいに落とした 情けのしずく

       ああ 哀愁の笛吹川よ

 

この歌唱は、土浦市に住む宝川ひろしさんにお願い致しました。宝川さんはこうした哀愁のおびた歌い方が素晴らしい方で、是非歌って頂きたいと思い直接宝川さんにお会いし依頼を致しました。私が持参したCDを聴きながら快諾され、とても嬉しかったことを覚えております。

 

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