白椿
2016年10月25日
白 椿
このタイトルは、やはりフォト仲間のhanahanaさんからのご提案です。hanahanaさんは、いつも素晴らしい画像をお見せ下さいます。本当に素晴らしく感嘆することも稀ではありません。この画像も、hanahanaさんが撮られたものです。
私は、このタイトルを頂き、自分のイメージで作詞に取り掛かりましたが、まったく数行から先に進むことが出来ませんでした。
そのとき閃いたのが、オペラ「椿姫」です。この「椿姫」を参考にさせて頂きながら完成したのが「白椿」です。オペラと歌謡曲は全く違いますから、あくまで自分の世界の中での作詞です。椿の分布や咲く時期、そのほか椿に関する情報を集めながらの作詞でした。
作詞のプロセスは、第1回(2015、12、29)から第4回(2016、2、11)までにアップしております。
白 椿
1番 あなたの心を 知ってはいても
傷の深さが 辛すぎて
私は素知らぬ顔で 横を向く
いくら好きだと言われても
いつかあなたに悔やむ日が
分かっています 私には
2番 あなたのこの愛 信じていいの
馬鹿な女ね この私
やさしい言葉に負けて 夢を見る
私なれるわ幸せに
冬に咲くのよ白椿
冷たい雨に 耐えながら
3番 噂は変えます あなたの愛も
遠い昔を 掘り返す
世間のつれない風に 裂ける胸
ひとり旅立つ雪景色
白い椿が咲くたびに
あなたを待つわ この命
如何でしょうか?私は、脛に傷を持つ悲しい女性の心を、少しは表現できたかなと自己満足をしておりますが、果たしてどうでしょうか?