霧降高原哀歌
2017年10月15日
霧降高原哀歌
「トッカリショの伝説」の作詞がが完成し、今回は秋田県か栃木県をテーマにしようと考えておりました。秋田県は、「アップルスター」さんからのご提案を頂いていたからです。
悩んでいた時に偶然ですが「栃木県の霧降高原に、この前行って来たけど、とても良かったよ。お蕎麦も美味しかった。」と知人が申しておりました。私が、ネットで作詞教室をしていることは、その知人は知りませんでした。まして、次回のテーマを栃木県か秋田県のどちらにしようかなどと悩んでいることは、露ほども知らない人でした。
「霧降高原」なんと、情緒のある響きでしょう。なんかとても歌の舞台に合いそうな予感がしました。さっそく8月末と9月初めの2回ほど訪問し、その素晴らしさに感動し作詞の作業に入りました。
「霧降高原哀歌」は、昨年2016年8月26日から今年の1月11日の第12回でやっと完成しました。上の画像は、「マツクラの滝」です。
上の画像は私が撮ったもので、「霧降の滝」です。2度目の訪問のこの日は、とても良く見えました。
この画像は、8月末に訪問した時の画像だったように思います。噂通り、すごい霧でした。
この画像は、「天空の回廊」と呼ばれる1,445段の階段です。小丸山展望台から登ってきた階段を振り返って撮りました。
霧降高原の駐車場とレストハウスです。8月の末でしたが、少し秋の気配が感じられます。
霧降高原哀歌
1番 あなたと歩いたこの高原に
辺り一面咲いていた
黄色い花の日光キスゲ
今日はひとりで歩きます
暦は夏の終わりを告げて
霧降の森はわずかに
色付いてます
2番 いのちの儚さただ恨みます
霧にあなたの横顔が
微笑みながら浮かんで消えて
私のこころを濡らします
水面に投げた小さな石に
アキアカネ群れて飛びます
マツクラの滝
3番 あなたが優しく手を差し延べて
ふたり渡った丸木橋
あなたの愛で満たされていた
あの日は再び帰らない
どうして私ひとりを置いて
病葉が風に吹かれて
舞い落ちてます
※ 暦(こよみ) 儚さ(はかなさ) 病葉(わくらば)