ふるさと増毛
2017年10月22日
ふるさと増毛
「増毛町」この町の名前を私は知りませんでした。教えて下さったのは、札幌市にお住いの北中昭さんです。北中さんからは、かつてニシンで栄えた「増毛町」の作詞をして欲しいとのことでした。
さっそく、ネットで町の歴史を調べました。漁業のこと・農業のこと・地理や観光など、一通り調べました。留萌本線の「増毛~留萌」間が昨年平成28年12月4日を持って廃止されたことも知りました。北中さんは、北海道の他の鉄道も今後廃止に追い込まれることをとても危ぐしておりました。
こうした状況から、「増毛町」の応援歌のつもりで作詞の作業を致しました。このプロセスは、今年の2月6日の第1回から5月6日の第17回までの「課題テーマに挑戦」にアップ致しております。随分長い時間を費やしましたが、完成度としては95点というところでしょうか?
歌詞3番目の2行目 ♪♪~ 母さん自慢の また里便り ~♪♪ この部分です。また里便りの“また”を別な二文字に変えたかったのですが、私の能力では不可能でした。このまま筧先生に作曲をお願い致しました。歌唱の「奥 れな」さんは、私の拙いこの部分を上手くカバーして下さり、全体として私の意図する曲としてほぼ満足するものに仕上がりました。
札幌の北中さんも喜んでくださいました。北中さんの想いも共有できたようです。筧先生・奥れなさんには、感謝の一言です。有難うございました。
作詞のプロセスは、第1回(2017、2、8)から第17回(2017、5、6)までにアップしております。
ふるさと増毛
1 ツリーが映る墨田の川に 凍えるみぞれ
都会の暮らしも もう三年に
今頃ふるさと増毛の海は 吹雪いて時化か
父は荒海 エビ籠漁か
増毛の空が恋しい 山が恋しい 情けが恋しい
アァ~ アァ~ 増毛連峰 瞼に浮かぶ
2 夕日が落ちる雄冬の岬 離れてふたり
涙で見ていた あの日本海
あなたは今でも独りでいるの 変わりはないの
駅のホームで 濡らした切符
あなたの胸が恋しい 声が恋しい 笑顔が恋しい
アァ~ アァ~ 留萌本線 増毛の駅よ
3 高層ビルの谷間で想う ふるさと増毛
母さん自慢の また里便り
風雪乗り越え築いた郷土 おまえも守れ
わたし受け継ぐ 増毛の誇り
増毛の海が待ってる 友が待ってる わたしを待ってる
アァ~ アァ~ 増毛未来を 仲間と拓く
※ 吹雪いて時化か ふぶいてしけか エビ籠漁 えびかごりょう
雄冬 おふゆ 拓く ひらく ツリー(東京スカイツリー)