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黄金米の刈り入れ

2021年09月11日

  黄金米の刈り入れ

8月は一度もブログをアップできませんでした。このHPを立ち上げてから初めてのことです。

7月は私の長男に第1子が産まれるという大きな喜びがあったものの、その数日後に、半世紀以上の付き合いのあった友人が急逝しました。年に一度の旅行、そして3ヶ月に一度の割合での飲み会を行う、たった4人の小学校時代からの仲間の一人でした。

コロナ禍のため、ここ2年間は旅行も飲み会も控えておりましただけに、突然の知人からの知らせに大きなショックを受けました。私も古希を迎え、死という言葉が身近に感じられてきたところでの友人の死でした。この事実をどう受け止めれば良いのか、暫くの間ただそればかりが頭の中を駆け巡っておりました。

もう会うことが出来ないのだと思うと、とても切ない気持ちで一杯でした。

平均寿命からすれば、まだ早いかなと思います。でも、残った仲間と話しましたが、生きた時間の長さなどではなく、悔いのない、生まれてきて良かったと思えることが一番幸せな人生ではないかと納得し合いました。

もし重度の疾病に罹患し、病院あるいは施設のベットの中で、この先10~20年も生を永らえたとしても幸せでしょうか?経済的にも、また身の回りの世話など、どれだけ家族に迷惑がかかるでしょうか?

亡くなった友人は、悔いることなく、人生を生き切ったと信じています。

信長が本能寺で舞ったと言われる幸若舞(こうわかまい)「敦盛」の≪人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり 一度生を享け、滅せぬもののあるべきか≫から引用すれば、決して短い生涯ではなく、残った私達が平均寿命まで生きても何ら変わりはないと思えるのです。

でも、不思議です。もう会えないと分かってはいても、どこか旅行にでも行っていて不意に現れるのではないかと、ふと思う時があるのです。

  黄金米の刈り入れ

昨日は暫くぶりに、ここつくばは青空でした。数日前までは天気が悪く、デジカメを持って散歩をしても、何も撮る雰囲気ではありませんでした。晴天の畦道を歩くと、コンバインによる稲穂の刈り入れが行われていました。今回の画像は、昨日と一昨日の間に撮ったものです。

 【黄金色に染まった稲穂】

  

 【一面の黄金米】

 

【コンバインの優れた能力】

 

【アッという間の進捗に感服】

 

 【コンバインと筑波山】

 

コンバインはこのように素晴らしい働きをしますが、とても高価なのです。グレードの高いものは1千万円を超えます。今は、農家の後を継ぐ人が少なく「農業法人」と呼ばれる組織が増えました。個人では、経営的に採算が合わないのです。

 【刈り入れが済んだ水田】

 

【帰宅途中に面白い案山子を発見】

 

しばらく雨ばっかりだったので、草取りも思うように出来なかったのでしょう。草むらの中に、とてもユーモアのある案山子が寛いでいました。

≪後書き≫ 沖縄の作詞も中途半端です。ここ暫く気分が晴れず、何も浮かびませんでした。ですが、また少しづつ歩んでいこうと思います。そしていつか訪れる死の瞬間に、何も悔いはないと胸を張れるよう生きて行けたらと思っています。

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