課題テーマ「傘」
2015年12月21日
作詞「傘テーマ」第7回
今回ご紹介するのは、cibaさんの画像2枚です。1枚目のこの画像は、「紅葉の下の比叡山」です。紅葉の何と美しいことでしょう!随分昔に比叡山に行ったことがありますが、確か春だったように記憶しています。
2枚目のこの画像は、「相国寺の紅葉」です。私は京都が大好きで、一人で何度も行きました。結婚してからも、家族で何度も行きました。本当に京都はすばらしい所です。相国寺(しょうこくじ)は、京都御所の近くにあります。ここの紅葉も惚れ惚れするほどの美しさです。また。京都に行きたくなりました。
作詞「傘」7回目
前回、歌詞3番で物語を急展開させたいのだけれど、なるべく不自然にならないようにと申しました。それで彼女の母親から亡くなったという知らせを受けたという設定にしましたが、全然緊迫感もなく、また当事者の最後の会話もないことから、また歌詞3番を修正致しました。歌詞1番から3番までを記します。
1番 小雨そぼ降る キャンパス内を 3 4 8 15
濡れて歩いた この僕に 3 4 5 12
走って傘を 差しだした 4 3 5 12
おどろく僕に 笑顔のえくぼ 4 3 7 14
君と初めて逢った日は 3 4 5 12
冷たい秋の日暮れ時 4 3 5 12
甘い香りに 不思議な予感 3 4 7 14
2番 ふいにハハハと 無邪気に笑う 3 4 8 15
怒る振りした その顔が 3 4 5 12
遅れた僕をからかった 4 3 5 12
二つの影が ひとつになって 4 3 7 14
傘は一つで いいよねと 3 4 5 12
歩いていたね どこまでも 4 3 5 12
雨が似合うね 外苑通り 3 4 7 14
3番 来ない君から 撥ねられちゃった 3 4 8 15
辛い声した 携帯に 3 4 5 12
駈け出しながら 嘘だよね 4 3 5 12
倒れた君を この胸に抱き 4 3 7 14
君のふるさと 行こうねと 3 4 5 12
大きな声で 叫んだよ 4 3 5 12
傘を差したよ 涙のお墓 3 4 7 14
以上のように修正しました。いかがでしょうか?でも、まだ不完全です。歌詞2番の、・・・ひとつになって・・・傘は一つで・・・ とひとつがダブります。同じ言葉を別の意味で2度使うのは避けた方が良いような気がしております。次回までに、少し考えてみます。
歌詞3番の大きな変更は以下の通りです。昔と違って、現在は便利な携帯電話というものがあります。例え遠く離れていても、数秒あれば相手と会話することが出来ます。この便利な携帯電話を、歌詞3番に取り入れようと考えました。
彼女は主人公に早く会いたくて、横断歩道の信号が赤に変わったにも拘らず飛出し、車に撥ねられてしまいました。彼女は、待ち合わせ場所にいる主人公に事の重大さを携帯にて知らせます。主人公は、彼女の撥ねられた所が近いと知り駈け出しましたが、現場に倒れている彼女には既に意識はありませんでした。それから後、主人公は故郷に眠る彼女のお墓に傘を差しました。
歌詞に説明書きをすることは、何とも恥かしいことです。ですが、私にとってもこの「作詞教室」は、学ぶ場ですのでご容赦下さいますようお願い致します。歌詞の完成は近いと思っております。もうすこし、お付き合いをお願いします。