課題テーマ「室蘭 トッカリショ」第7回
2016年07月19日
第7回「トッカリショの伝説」
初めの画像は、高知県の桂浜です。前回の課題テーマに挑戦の作詞「高知わたしの故郷」の舞台を先日見て来ました。時間に制約がありましたので残念でしたが、安芸市には今回寄ってくることは出来ませんでした。高知県も名所が多く、次回は安芸市も訪問したいと思っています。桂浜は、ネットで予め調べた通りとても綺麗な海岸でした。坂本龍馬の像があれ程大きいとは知りませんでした。立派な龍馬像でした。
2枚目の画像は、皆さんご存知の四万十川です。観光船の船頭さんのお話ですと、この日は水量が多く、普段の透明度には及ばないとのことでした。また曇り空で、すっきりした画像を撮ることは出来ませんでしたが、沈下橋にはとても感動しました。先人の方の知恵は流石だと思いました。
課題テーマ「トッカリショの伝説」第7回
この課題テーマ「トッカリショの伝説」は、第Ⅰ回が5月の20日ですから、あらまし2ヶ月が経とうとしています。一つの作詞に2ヶ月もかかっては、本来は話になりません。このブログを見て下さっている方も待ちくたびれて、私のHPを開くのが億劫になっておられることと思います。返す言葉がありません。本当に申し訳ありません。今後、私的な時間を充分確保し、このHPを開いて良かったと喜んで頂けますよう頑張りたいと思います。どうかよろしくお願い致します。
前回ことばを1番から3番までとにかく並べてみました。今回は、そのことばを一部修正しながら、文字数を入れてみました。
(1番)
室蘭の母恋駅から僅かのところ 5 4 4 7 20
奇岩断崖の景勝地トッカリショ 3 5 6 6 21
アイヌの悲しい伝説が今も生きてるこの岬 4 4 5 7 5 25
蝦夷黄菅(エゾキスゲ)の黄色い花に守られた 6 7 5 18
形見が入っただけの岬に並んだ二つのお墓 4 7 4 4 7 26
(2番)
セルゲイに恋する娘は17歳 5 4 4 7 20
ある日金色の魚を求めセルゲイは沖合に 3 5 6 5 5 26
船は嵐に遭って木の葉のように飛び交う小舟 3 7 7 4 3 24
愛する人に会うまでは神よ私を守りたまえ 7 5 7 6 25
祈るセルゲイその時一際大きな波が 7 4 4 7 21
(3番)
帰らぬセルゲイ待つイサエマツ 4 4 7 15
あれ程きれいな風貌も今はまるで老婆の様に 4 4 5 6 7 26
ある日岬に登って沖を見つめる悲しい姿 3 8 7 7 25
夕やみに立ち上がろうとした足に弦が絡まり 5 7 5 7 24
よろけた体はトッカリショの碧い海の中に 4 4 7 3 6 24
蝦夷黄菅(エゾキスゲ)の黄色い花に守られた 6 7 5 18
形見が入っただけの岬に並んだ二つのお墓 4 7 4 4 7 26
アイヌの悲しい伝説が今も生きてるこの岬 4 4 5 7 5 25
何ヶ所かことばを修正してみました。ですが字脚はぜんぜんあっておりません。作詞の難しい所は、ここからです。自分の好きなようにことばを並べるだけなら、誰でも作詞家になれます。ですが、字脚を揃えて、物語の起承転結を完成させなければなりません。ここからが勝負です。何とか、今月中には完成させたいと思います。どうかお楽しみにして下さい。(トッカリショの画像は、北海道の菻茉さんが撮られたものをお借りしています。)