課題テーマ「室蘭 トッカリショ」第8回
2016年07月23日
第8回「トッカリショの伝説」
今回の課題テーマ「室蘭 トッカリショ」は、北海道の菻茉さんからご提案を頂き、今回で8回目となります。この美しい菻茉さんの画像から、「トッカリショの伝説」という物語を創作し、その物語の作詞をすることとして進めてまいりました。本日は仕事が休みでしたので、午前中から取り掛かりました。途中、上手く進まなかったため、散歩をし気分を変えて再度取り掛かりました。
その前に、我が家の裏にある家庭菜園用の畑の様子を見て頂きたいと思います。
この画像は、私が不注意でネットを掛けなかったために、カラスに襲われたスイカの画像です。一番右側のスイカはもう数日したら収穫しようと考えておりました。近所のスイカ畑もネットをしていなかったので、つい油断してしまいました。でも、小さなまだ幼いスイカまで、このような姿にしたことは許せません。
この画像は、今朝収穫した野菜たちです。真ん中の白い物は、メロンです。まだ少し早いかとも思ったのですが、何日か置いて熟させてからなら大丈夫かと、つい収穫してしまいました。トマトは、ミニと中玉・大玉の3種類を植えましたが、大玉はまだ収穫出来ませんでした。
キューリは、味噌で食べたり、サラダや漬物などいろいろ楽しめます。ナスは、油で焼いたり漬物・天ぷら・みそ汁の具など、やはりたくさんの楽しみ方があります。苗を買ったり、草取りなどの手間を考えると買った方が安いかも知れません。ですが無農薬で新鮮ですからとても美味しいし、やはり家庭菜園は止められません。
第8回「トッカリショの伝説」
前回は、ことばを並べただけで、字脚も無視したものでした。本日は、字脚を揃えてみました。ですが、「素晴らしい詩には、朗読すると流れるような旋律があり・・・」という私の持論から申しますと、まだ不満です。とにかく、先ずはご覧頂くことと致します。
(1番)
室蘭の母恋駅から僅かのところ
奇岩断崖の景勝地トッカリショは
アイヌの悲しい伝説が今も生きてる岬
蝦夷黄菅の黄色い花に守られた
岬に並んだ二つのお墓
(2番)
セルゲイに恋するイサエマツ17歳
沖に金色の魚を求めセルゲイひとり
いつしか嵐に巻き込まれ哀れ飛び交う小舟
守りたまえ愛する人に逢うまでは
その時一際大きな波が
(3番)
イサエマツ沖合い見つめて浜辺にひとり
祈るその姿面影消え老婆のように
ある朝岬によじ登る強い覚悟の乙女
夕暮れまで待って帰らぬその時は
月夜の飛沫に乙女は消えた
(繰り返し)
アイヌの悲しい伝説が今も生きてる岬
蝦夷黄菅の黄色い花に守られた
岬に並んだ二つのお墓
※ 奇岩断崖 → きがんだんがい 蝦夷黄菅 → エゾキスゲ 金色 → こんじき
老婆 → ろうば 飛沫 → しぶき
このように修正しました。字脚は合っている筈です。半角と全角の使い方を間違えて不揃いになって見にくいため、申し訳ありませんが省略させて頂きました。
歌詞3番の3行目から5行目迄ですが、物語と少し内容が変わりました。物語では、涙を流しながら水平線の彼方を見つめ、セルゲイの帰りを待っていたイサエマツが、帰ろうとして弦に足を絡めて海に落ちてしまったというストーリーでした。この作詞では、「今日、セルゲイが帰って来なかったら、自分もセルゲイの元に行く!」という悲壮な覚悟で岬に登り、「月夜になるまで待ったけれど、やはり帰って来てはくれなかった。」結果として、トカリッショノ美しい海の飛沫の中に消えたという作詞にしました。
申し訳ありません。もし、このようにストーリーに整合しない作詞にするなら、もう一度ストーリーをこの作詞に合致するよう書き直すべきです。この作詞で良いか、もう少し考えてみたいと思います。必要なら、ストーリーを書き直すかも知れません。