課題テーマ「傘」第11回
2016年08月14日
課題テーマ「傘」第11回
上の画像は、愛媛県の「松山城」からの眺望です。先月、高知を中心に旅をし、最後に愛媛県を見学しました。松山城からの眺めは素晴らしいものでした。
この画像は、高知の桂浜に立つ「坂本龍馬像」です。坂本龍馬の人気は衰えることなく、多くのファンが訪れています。
作詞「幸せの二人傘」第11回
課題テーマ「傘」は昨年の12月末に「涙の一つ傘」というタイトルで、一応完成した筈でした。ですが、ときどきあのストーリーで良かったのかなと気になっておりました。というのも、歌詞3番であまりの悲惨な急展開で終わりました。1番から2番までは、スムーズな流れで自分でも満足がいくものでしたが、「結」の部分で早急すぎたと言いますか、奇を衒った(てらった)表現にしてしまったのではないかと考えておりました。「携帯」等のことばを歌詞に入れることもそうですが、幸せな二人を無理して引き裂いたと思えてなりませんでした。
この反省から再び詞をもう一度読み返してみましたが、やはり危ぐしていた通りだと思いました。無理して不幸な展開にする必要はなく、明るく「可愛いえくぼ」の彼女を、幸せにしてあげる方がよりスッキリするのではないかと思いました。
それで、急遽3番の歌詞を変えてみました。数十分で書き換えましたので、推敲はこれからです。
1番 小雨そぼ降る キャンパス内を
濡れて歩いた この僕に
走って傘を 差しだした
おどろく僕に 笑顔のえくぼ
君と初めて 逢った日は
冷たい秋の 日暮れ時
甘い香りに 不思議な予感
2番 ふいにハハハと 無邪気に笑う
怒る振りしたその顔は
遅れた僕を からかった
二つの傘が 一つになって
肩がやさしく 触れ合った
歩いていたね どこまでも
雨が似合うね 外苑通り
3番 白いドレスが 燥(はしゃ)いでいるね
肩で揺れてる 長い髪
友に笑顔で ありがとう
指輪をはめた その時だけは
さすがの君も 潤んでた
雨だね外は これからは
君と僕とが 互いの傘に
このように変えてみました。私も含めてですが、人は他人の不幸は蜜の味と申し、自分がその立場でないことを喜びます。でも、「因果応報」という言葉がある通り、人の不幸を喜ぶ人はいつか己の身に降りかかることを忘れてはならないと思います。
以上のような意味も含めて、今回、「結」の部分を結婚式という形で終わらせることと致しました。まだまだ不十分ですが、推敲してこの詞に曲が付くよう頑張りたいと思います。