課題テーマ「霧降高原」第6回
2016年12月19日
課題テーマ「霧降高原」第6回
もう師走も半ばを過ぎて、今年の暦ももう僅かとなりました。
画像はすべて昨年の11月の中頃に撮ったものです。上の画像は、多分冬桜だと思います。筑波山の麓にドライブに行った時のものです。この時期に咲く桜は、春の桜と違って私の心をときめかすことはありませんでした。これからの益々の寒さを思うとき、心が浮かれることを拒否したのかも知れません。
途中見かけた銀杏の木です。銀杏の葉は金色に輝いていました。
筑波山の麓の風景で、この直ぐ脇の山道を昔の人は登りました。このみかんは、「福来(ふくれ)みかん」と言います。普通のみかんの3分の1もない大きさです。高い酸味と気品ある香りが特徴です。食べると福が来るような気が致します。
課題テーマに挑戦「霧降高原」第6回
この画像は、「天空回廊」の途中の見晴らし台から撮ったものですが、あいにくの霧で高原は霞んでしまいました。
前回はとにかくことばを並べてみましたが、まだ2合目位ですから作詞とは言えません。ですが、おぼろげながらストーリーが見えてきました。前回のことば集めを少し手直ししましたので、さっそく記してみます。
作詞 霧降高原
1番 あなたと歩いたこの高原に
群れを成して咲いていた
黄色の花の日光キスゲ
今日は一人で歩きます
暦は夏の終わりを告げて
病葉(わくらば)が風に吹かれて
舞い落ちてます
2番 二人で渡った丸木橋
初めてつないだ二つの手
今も残っています温もりが
幸せにと微笑み逝ったあの人の
想いで背負って登ります
霧が包んだ天空回廊一歩づつ
3番 人の世の儚さ恨んで泣いている
私の指に止まったままの赤トンボ
いつか私に来るのでしょうか
白く輝く霧降の滝
澄んだ心で見える日が
生きて行きますその日のために
3番までことばを並べてみましたが、もちろん字脚はまだ全く意識しておりません。先ず、ストーリーを固めることです。皆さん、ここまで読んで頂けましたら、おおよそのストーリーはお分かりいただけたものと思います。字脚は、このストーリーのイメージを壊さないように、後から揃えて行くことになりますので、この時点では良いストーリーの起承転結に力を注ぐのみです。
霧降高原には、登山道やハイキングコース、霧降の滝の観瀑台、そして天空回廊の1445の階段などがあります。作詞する場合でも、この高原の地理や観光の流れなども考慮する必要があるかと思います。次回は、もう少し完成に向けてことばを整えて行きます。