課題テーマ「霧降高原」第8回
2016年12月27日
課題テーマ「霧降高原」第8回
上の画像は、日光キスゲです。私が訪問したのは8月末と9月の初めでしたので、まだ見たことがありません。来年の6月か7月頃に再度訪問し、ぜひ日光キスゲを見たいと思っています。
前回第7回ではことばを1番から3番まで並べてみたのですが、行数も字脚も無視したものでした。本日は、1番から3番までの行数と字脚を合わせてみました。仕事が休みでしたので、朝から始めました。「霧降高原」のことば集めは何度か記載しましたが、実際にはその倍くらいの量を集めました。
作詞で一番難しいのは字脚合わせです。もちろん行数も同じに難しいのですが。午前中にある程度纏まりましたので、コピーを持って日帰り温泉に出かけました。お風呂に入り食事をし、少し昼寝をしました。しばらくして目覚め、バックのなかの「霧降高原」の作詞のコピーを取り出し読み返しました。
唖然としました。とても驚きました。そして情けなくなりました。コピーの作詞があまりにも酷いものだったからです。私は、すっかり意気消沈してしまいました。自分には作詞の能力はないのかとすっかり落ち込んでしまいました。
この恥かしい、そして作詞とは言えない文章を、このHPに載せることは止めようと正直思いました。でも、この「作詞の小部屋」は初心者のためのHPです。私のどこがいけなかったのか、どうしてこんな幼稚な作詞になったのかを、皆さんに公開することも必要と考え、敢えて載せることに致しました。
課題テーマに挑戦「霧降高原」第8回
作詞 霧降高原
1番 あなたと歩いたこの高原に 4 4 2 5
辺り一面咲いていた 3 4 5
黄色い花の日光キスゲ 4 3 7
暦は夏の終わりを告げて 4 3 4 3
病葉が風に吹かれて 5 3 4
舞い落ちてます 7
2番 二人で渡ったあの丸木橋 4 4 2 5
今も温もりこの指に 3 4 5
大きな愛で包まれていた 4 3 7
どうして私ひとりを置いて 4 3 4 3
霧降の森もわずかに 5 3 4
染まっています 7
3番 この世の儚さただ恨みます 4 4 2 5
霧にあなたの横顔が 3 4 5
微笑みながら浮かんで消えて 4 3 7
枯れてるはずの涙を誘う 4 3 4 3
赤とんぼ宙に舞います 5 3 4
霧降の滝 7
この作詞もどきを読んで驚いたのは、この文章には脈絡が無く、何を言わんとしているかがまったく不明瞭なことです。悲しく情けなくなりました。特に2番は、何のことかさっぱり分かりません。
原因は、行数合わせと字脚合わせに夢中になり、全く基本的なことを忘れていました。それは、物語のイメージをぶらさないということです。たくさん集めたことばを使い、何とか行数と字脚合わせに翻弄しました。その結果がこの姿です。前回の方がまだ脈絡はしっかりしておりました。ブログカテゴリーの「作詞を始める前に」の中の【歌詞作りの明確な目的を】を忘れ、行数・字脚合わせに夢中になったあげくの果てなのです。
次回は、しっかり反省し前進したいと思います。