曲先に初挑戦「雪の比羅夫駅」第5回
2017年07月29日
曲先挑戦「雪の比羅夫駅」第5回
今回の「雪の比羅夫駅」は、ストーリーが浮かばず、第2回目の少ないことば集めから、第3回目でいきなり1番から3番までを強引にことばを並べてしまいしました。当然、脈絡も整合性もない、そして最も恥じなければならない主題のない、字脚のみ合わせたことばの集合体でしかありませんでした。ただの薄っぺらいものでしかありませんでした。
第4回目で、多少修正できたようにも思えますが、主題の弱さからは脱却できなかったと思います。
1番 昔のままの北国駅は 4 3 4 3
人影寂しい無人駅 4 4 5
記憶辿って歩きます 3 4 5
もみじが燃える半月湖 4 3 5
秋雪 しょうしょう 4 4
あ~あ 雪の 函館本線比羅夫駅
2番 優しい陽射し大地に受けて 4 3 4 3
けなげに彩る芝桜 4 4 5
遠いあの日の思い出が 3 4 5
昨日のようにこの胸に 4 3 5
風花 ヒラヒラ 4 4
あ~あ 雪の 函館本線比羅夫駅
3番 あおぞら高く蝦夷富士浮かぶ 4 3 4 3
凛々しい姿に震えます 4 4 5
あなた忘れの旅終えて 3 4 5
明日からわたし変わります 4 3 5
晴雪 キラキラ 4 4
あ~あ 雪の 函館本線比羅夫駅
これは前回第4回目で修正したものですが、この修正で特に考えたことは、主人公の意思を反映させたいというここと、小説でも同じですがクライマックスになる部分をを強調したいということでした。
この中で言うと歌詞3番の ♪・・・明日からわたし変わります・・♪ になります。ですが、これではまだ主張が弱く、メリハリのある作詞にはなっておりません。1番から2番までのことばは、このための布石であったのかと思って頂けないとダメなのです。再度修正を試みました。
雪の比羅夫駅
1番 昔のままの北国駅は 4 3 4 3
人影寂しい無人駅 4 4 5
記憶辿って歩きます 3 4 5
もみじが映る半月湖 4 3 5
秋雪 しょうしょう 4 4
あ~あ 雪の 函館本線比羅夫駅
2番 優しい陽射し大地に受けて 4 3 4 3
けなげに彩る芝桜 4 4 5
遠いあの日の思い出が 3 4 5
昨日のようにこの胸に 4 3 5
風花 ヒラヒラ 4 4
あ~あ 雪の 函館本線比羅夫駅
3番 あおぞら高く蝦夷富士浮かぶ 4 3 4 3
凛々しい姿に震えます 4 4 5
あなた忘れの旅終えて 3 4 5
わたしは近く嫁ぎます 4 3 5
晴雪 キラキラ 4 4
あ~あ 雪の 函館本線比羅夫駅
この3番の紫色のことばの部分の修正で、私が申し上げたいのは、 ♪・・ あなた忘れの旅終えて わたしは近く嫁ぎます・・♪ これでこの作詞にメリハリが生まれました。1番と2番のことばは、すべてこの部分のための布石となり得たと思うのです。
でも、まだ完ぺきではありません。歌詞2番で、もう少し3番の上記のために、効果のある言葉にすべきではないかと思っています。その辺のところは、今後の課題とさせて頂きます。