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曲先に初挑戦「雪の比羅夫駅」第6回

2017年07月31日

 曲先挑戦「雪の比羅夫駅」第6回

作詞を完成させるためのプロセスでは、数えられないくらい何度も読み返します。前回の第5回目で自画自賛しました、歌詞3番の4行目 ♪・・ あなた忘れの旅終えて わたしは近く嫁ぎます・・♪ これでこの歌詞の脈絡が、そしてストーリーの整合性が満たされたと喜びました。

近くの田んぼ道を散策しながら、私はスマホでこの歌詞を見ていました。もう7月の末ですので当然ですが、稲には穂が付いていました。もちろんまだ実は熟してはおりません。ただ季節の速さに少し驚きました。

歩きスマホを田舎の田んぼ道で私は時々します。でも、決して安全ではないのです。自分だけの世界に入って、用水路に落ちそうになることもあります。また、不意に後ろから自転車が通り過ぎることがあります。ですので、集注する時は必ず立ち止まります。

話が逸れましたが、 ♪・・ あなた忘れの旅終えて わたしは近く嫁ぎます ・・♪ この部分はとても良いことばだと考えておりましたが、ふと ♪・・ あなた忘れの旅終えて もうすぐわたし嫁ぎます ・・♪ この方が自然で良いような気が致しました。

あと2ヶ所気付きました。歌詞2番の ♪・・ 昨日のように この胸に ・・♪ の部分ですが、 ♪・・ 昨日のように 浮かびます ・・♪ と致しました。この方が、ことばの流れが良いかなと思ったのです。

もう1ヶ所は、 ♪・・ あおぞら高く蝦夷富士浮かぶ ・・♪ を ♪・・ あおぞら高く蝦夷富士そびえ ・・♪ と致しました。これは、歌詞2番修正で浮かびます使ったためです。一つの歌詞の中で、偶然に同じことばを2度うことは極力避けるべきことだと思います。

それでは、初めから記してみます。

     雪の比羅夫駅

 

  1番   昔のままの北国駅は

       人影寂しい無人駅

       記憶辿って歩きます

       もみじが映る半月湖

       秋雪 しょうしょう

       あ~あ 雪の 函館本線比羅夫駅

       

 

  2番   優しい陽射し大地に受けて 

       けなげに彩る芝桜

       遠いあの日の思い出が

       昨日のように浮かびます

       風花 ヒラヒラ

       あ~あ 雪の 函館本線比羅夫駅

       

 

  3番   あおぞら高く蝦夷富士そびえ

       凛々しい姿に震えます

       あなた忘れの旅終えて

       もうすぐわたし嫁ぎます

       晴雪 キラキラ

       あ~あ 雪の 函館本線比羅夫駅

       

 

※ ①秋雪(しゅうせつ)秋に降る雪 ②風花(かざはな)晴天時に雪が舞うように降ること ③晴雪(せいせつ)雪がやんで空がきれいに晴れ上がること。

 

皆さま、いかがでしょうか?私は、完成に近づいたように感じています。私は、この曲のカラオケを皆さまに聴いて頂きたい想いで一杯なのですが、近い将来私の好きな歌い手さんに歌唱をして頂いた後、ユーチューブにアップしたいと考えます。まだ構想の範囲ですので決まりましたら、またご報告させて頂きたいと思っております。

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