課題テーマに挑戦「鳥海山」第41回
2018年02月01日
課題テーマに挑戦「鳥海山」第41回
「鳥海山物語」ですが、前回第40回で殆ど完成かと思いましたが、やはり読み返してみますと、(ああ、この部分のことばは、整合性がない。あるいは、表現が良くない、もっと他に相応しいことばがある筈だ)と思える箇所が目に付きました。
ですので今回は、前回の歌詞と今回修正したものとをご覧頂きたいと思います。
鳥海山物語
(前回の作詞)
1番 あぜ道にコスモスの花咲乱れ 5 7 5
凛々しくそびえる鳥海山よ 4 4 7
ふたり逢瀬の御嶽の神社 3 4 4 3
木洩れ日に白く浮かんだ横顔の 5 3 4 5
笑顔に輝くその瞳 4 4 5
浴衣の花よりなお美しく 4 4 7
2番 この想い何故に届かぬあの人に 5 7 5
夜更けに綴った涙の手紙 4 4 7
便り待つ身の震えるこころ 3 4 4 3
境内であの日交わした抱擁を 5 3 4 5
忘れはしません永久に 4 4 5
私のいのちを支えています 4 4 7
3番 山裾は色とりどりに燃えてます 5 7 5
あなたを想って嫁いでいく身 4 4 7
いつか分かってくれるでしょうか 3 4 4 3
拝殿の鈴を鳴らして祈ります 5 3 4 5
あなたの幸せ祈ります 4 4 5
あふるる涙の白無垢姿 4 4 7
以上が前回2回目の夕方の作詞ですが、更に修正致したものを以下に記します。
鳥海山物語
1番 一面にヒマワリの花咲乱れ 5 7 5
凛々しくそびえる鳥海山よ 4 4 7
ふたり逢瀬の御嶽の神社 3 4 4 3
木洩れ日に白く浮かんだ横顔の 5 3 4 5
笑顔に輝くその瞳 4 4 5
浴衣の花よりなお美しく 4 4 7
2番 この想い何故に届かぬあの人に 5 7 5
夜更けに綴った涙の手紙 4 4 7
便り待つ身の女のこころ 3 4 4 3
境内であの日交わした抱擁を 5 3 4 5
忘れはしません永久に 4 4 5
静寂の夜明けに枕濡らして 4 4 7
3番 山裾は色とりどりに燃えてます 5 7 5
あなたを想って嫁いでいく身 4 4 7
いつか分かってくれるでしょうか 3 4 4 3
拝殿の鈴を鳴らして祈ります 5 3 4 5
あなたの幸せ祈ります 4 4 5
あふるる涙の白無垢姿 4 4 7
※ 御嶽 みたけ 静寂 しじま 山裾 やますそ 白無垢姿 しろむくすがた
このように修正いたしました。1番の冒頭・・♪♪ 畦道にコスモスの花咲き乱れ ♪♪・・ですが、私はこの部分のことばを気に入っておりました。しかし、6行目の・・♪♪ 浴衣の花よりなお美しく ♪♪・・との整合性に問題があると考えました。
コスモスの咲く時期に、浴衣を秋田県の方が着るとは、聴いて下さる方に理解して頂けないと思ったのです。9月初めの逢瀬であれば不自然ではないと考えたのですが、その背景については歌詞の中で表現できませんでしたので、修正をすることにしました。・・♪♪ 一面にヒマワリの花咲き乱れ ♪♪・・としました。
2番の3行目ですが・・♪♪ 震えるこころ ♪♪・・この部分ですが、良く意味が伝わらないのではとの懸念から、・・♪♪ 女のこころ ♪♪・・と致しました。女性なら主人公の由美子の〈女こころ〉を分かって頂けるのではとの思いで変更致しました。
同じく2番の6行目の・・♪♪ 私のいのちを支えています ♪♪・・ですが、2番を締めることばとしては弱く、また意味に深さもなく、考えたあげくに・・♪♪ 静寂(しじま)の夜明けに枕濡らして ♪♪・・と纏めました。
以上のように修正し、これが完成かと思っています。この作詞は、筧哲郎先生(竹見さとし先生)に作曲・編曲をお願いし、この曲に相応しい歌い手さんに歌唱をお願いできたらと、今から期待致しております。それにしても、今回は「物語」を書いたためにあまりにも長くなってしまいました。
秋田県のアップルスターさん、随分とお待たせをいたし申し訳ありませんでした。3月半ば頃までには、多分歌入れも済んでお聴き頂けることと思います。きっと喜んでいただけることと信じています。
最後に、このブログをご覧の方にお願いがあります。今回の「鳥海山物語」についてなのですが、「鳥海山と向日葵」の画像をお持ちの方がおられましたら、この曲のDVD用に拝借させて頂きたいのです。ネットにて、「鳥海山と向日葵」の画像を探してみたのですが、なかなか見つかりません。お持ちの方がおられましたら、何卒宜しくお願い致します。(今回の向日葵の画像は、鳥海山とは無関係のものです。)