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課題テーマに挑戦「明石市」第13回

2018年08月07日

 課題テーマ「明石の母」第13回

このところの酷暑と台風に、日本中がかき回されています。こう毎日暑くては早く秋が来ないかなと思うのはこの私だけではないと思います。それで、本日のトップ画像は「柿の木と筑波山」というタイトルのものに変えました。

「秋の日は釣瓶落し」と申しますように、秋の夕暮れは早く、何か物寂しい季節で、私は特に好きとか嫌いとかはありませんが、美味しいものが出回るという意味では好きです。

早速ですが、昨日朝6時前から「明石の母へ」の1番及び2番の字脚合わせを致しましたが、先ほど読み返してみて、とんでもない間違いに気付きました。歌詞1番1行目です。

海峡大橋霞んで見えなく春雨に  4 4 4 5  正しくは 4 4 4 4 5 です。

こういう初歩的な間違いをしたのは、暑さのせいではなくうっかりミスです。顔から火が出る思いとはこのことかと、とても恥ずかしくなりました。また、この意味が良く分かりません。先ほど、急遽修正いたしました。今しみじみ思いますのは、作詞とは本当に難しいものだということです。

白い紙に、鉛筆でイメージを描いて消して、また書いてと言うような作業を幾度となく繰り返し、それでも心から満足できる作詞が出来上がるとは限りません。作詞でとても大切なことは、どうしても完成させるという強い気持ちだと思います。

それでは、修正した歌詞1番と2番をご覧頂きます。本来は、1番から3番までを通してデッサンのように書き進めて行くべきですが、今回は焦りからこういう形になり正直お勧めできる方法ではありません。

  明石の母へ

  1番   海峡大橋後ろに流れて      4  4  4  4  

       列車は東に向かって走ります   4  4  4  5

       私は遥か彼方の学び舎へ     4  3  4  5

       初めて明石を離れます      4  4  5

       お前の人生悔いないように    4  4  4  3

       一人残した母の優しい言葉    3  4  3  4  3

       元気でいてねと瞼濡らして    4  4  3  4

       

  2番   宿舎の窓から眺める紫峰の   4  4  4  4   

       凛々しい姿に私は震えます   4  4  4  5

       いつしか時は流れて蝉しぐれ  4  3  4  5

       一人で暮らして知りました   4  4  5

       毎日欠かさず作ってくれた   4  4  4  3

       母さん得意のお絵かき弁当   4  4  4  4

       あなたの真心愛の深さを          4  4  3  4

       

このように修正致しました。この中で気になる個所は、歌詞2番4行目と7行目です。この二つの行を繋げますと、

       一人で暮らして知りました

       あなたの真心愛の深さを

これなら意味は繋がりますが、その間の5行目と6行目の

       毎日欠かさず作ってくれた

       母さん得意のお絵かき弁当

この2行は母親の娘に対する愛情と、娘の母親への感謝の気持ちを表現したものです。字脚の関係でこういう挿入の形になりましたが、果たしてこれで意味が伝わるでしょうか?とても疑問です。作詞の難しさに悩みます。

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