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課題テーマに挑戦「海の漁師」第1回

2019年11月02日

 課題テーマに挑戦「海の漁師」第1回

数日前、栃木県の知人の方からメールが入りました。「海の漁師」の作詞をして欲しいとの依頼でした。私はこの作詞教室を始めて4年半になりますが、漁師の方をテーマとした作詞は経験がありません。

若い頃は船釣りが好きで、横浜市の金沢八景や茨城の大洗港から釣り船に乗り、船頭さんの案内で岸からそれほど遠くないところで糸を垂らしました。アイナメ、イカ、カサゴ、カワハギなどを釣り上げたのを覚えています。

しかし、漁を生業として生きている方についての知識は全くありません。漁師の方の生き方や考え方、そして心情などについて私には何も分かりません。ですが、分からないから作詞が出来ませんという訳にはいかないのです。作詞は全く知らない分野であっても、その仕事を知ろうと努力し、考え方を学んでいけば不可能なことはないと考えます。

上の画像は「出漁を待ついか釣り漁船」です。漁師の方の住む地域によって、狙う獲物も違いそして漁法そのものが変わってくると思います。作詞をする場合には、イメージを持たないと先に進めませんので、依頼してくれました知人に具体的に幾つかの好きな漁港を挙げてもらいました。

九つの漁港を示してくださいました。私はその中で今回の「海の漁師」のイメージを「鰺ヶ沢漁港」に決めました。その理由はとても魅力的な名前であること、そして私は青森県にとても興味があったからです。

この画像は「鰺ヶ沢漁港」とは違いますが、鰺ヶ沢漁港は日本海側にありますので、このような雪の中でも出漁されることもあるのではないかと思われます。「板子一枚下は地獄」という言葉を聞いたことがありますが、海で働く人の気持ちが少し分かるような気がいたします。

この画像は佐賀県の呼子港です。まだ「鰺ヶ沢漁港」の画像を入手しておりませんが、少しづつ知識を得ながら、画像もご覧頂けるように進めて行きたいと考えています。海の男は肌が褐色で体格が良く、そのくせ気は優しいという漠然としたイメージがありますが、私なりの表現を心がけたいと思っています。よろしくお願い致します。

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