課題テーマに挑戦「唐津市」第15回
2019年12月07日
課題テーマ「唐津市」第15回
今回で課題テーマ「唐津市」も第15回となります。この課題テーマ「唐津市」が始まったのは昨年の12月23日ですから、もう直ぐ1年になります。
その間に「ときめきの茨城空港」、そして長きに渡って書いた物語の「独居老人のひとり言」、「あたいはトイレの清掃員」、「俺の港だ 鰺ヶ沢」という作詞を優先させ、「唐津市」をいつも後回しにさせて来ました。この「唐津市」をご推薦下さった福岡県出身の徳永さまには大変失礼をしてしまいました。大変申し訳ありませんでした。
「唐津市」は特に素晴らしい所が多く、的を絞れ切れなく、したがって作詞のイメージが浮かびませんでした。少し前から、おぼろげながら何とか「ことば集め」「ことば並べ」に辿り着きました。前回は、字脚を途中まで揃えて終わりましたが、今回は3番まで通してご覧頂きます。
いつものことですが、これで完成ではなく、しばらく時間を置いた後、修正が思い浮かばなければ本当の完成となります。(画像は7ツ釜からの玄界灘です)
唐津 おんな一人
1番 青葉燃え立つ 鏡山 3 4 5
空に凛々しい舞鶴城よ 3 4 4 3
波も静かな 唐津の海は 3 4 4 3
行き交う船の 汽笛が響く 4 3 4 3
あなた忘れの 女の旅路 3 4 4 3
恋しさだけが 募ります 4 3 5
2番 初夏の日差しが 降り注ぐ 3 4 5
西の浜辺の 浜昼顔は 3 4 4 3
淡いピンクの 可憐な花よ 3 4 4 3
はかない恋の 切ない未練 4 3 4 3
ともに咲いてる 宵待ち草に 3 4 4 3
涙が何故か あふれます 4 3 5
3番 沈む夕日の 波戸岬 3 4 5
若い二人が 抱き合う浜辺 3 4 4 3
白い無人の 灯台灯り 3 4 4 3
照らして欲しい 私の明日 4 3 4 3
女一人の あてない旅は 3 4 4 3
なおさら燃える 恋心 4 3 5
※ 鏡山 かがみやま 宵待ち草 よいまちぐさ 波戸岬 はどみさき
もしこのまま何事も無ければ1年の時を貪ったままの「唐津 おんな一人」の作詞の完成となります。徳永さまには、大変長い間お待たせ致し、誠に申し訳ありませんでした。
次回から、長い間手付かずの「春日山」の完成を目指したいと思います。