課題テーマに挑戦「沖縄」第6回
2021年06月26日
課題テーマに挑戦「沖縄」第6回
ここつくばは、朝から強い陽射しが降り注いでいます。随分と長い間ご無沙汰してしまいました。なかなかアイデアが浮かばず、第6回をアップできずにいました。その間にも、季節は巡っておりました。
田んぼの苗も見違えるように成長しました。
筑波大学構内の山桃です。よく教員や学生の方がカメラを向けています。
我が家の柿の実が秋を待ちかねているように、日ごとに膨らんでいます。
家庭菜園のトマトもだいぶ大きくなりました。
発泡スチロールのナスです。
家庭菜園は、もう直ぐ収穫という時期が一番ワクワクして楽しいものです。その日が待ち遠しくてならないからです。ナスも一時、病気で心配しましたが回復しました。
沖縄 第6回
芭蕉布(ウィキペディアより)
おおよそ500年の歴史があるとされ、琉球王国では王宮が管理する大規模な芭蕉園で芭蕉が生産されていた。明や、江戸時代に琉球を支配した薩摩藩への貢納品にも含まれていた。
庶民階級ではアタイと呼ばれる家庭菜園に植えた芭蕉で、各家庭ごとに糸を生産していた。現在の沖縄島では大宜味村喜如嘉が「芭蕉布の里」として知られる。
芭蕉布着物(東京国立博物館所蔵)
イトバショウ
芭蕉布の製造光景(戦前)
【芭蕉布の人間国宝】
(沖縄タイムスより転載)
芭蕉布(ばしょうふ)の人間国宝、平良敏子さんが14日、満100歳を迎えた。大宜味村喜如嘉に生まれ、20代半ばから沖縄の伝統工芸品、芭蕉布の復興に力を尽くしてきた。現在も早朝から喜如嘉の芭蕉布会館に通い、芭蕉の繊維から糸を作る「手績(う)み」作業に励んでいる。「100歳になっても、いつもと同じ。自分にとって偽りのない仕事を続けるだけ」。その手は滑らかに動いていた。
毎朝4時すぎに目覚めると、まずは新聞を取りに行く。県紙2紙に、隅から隅まで目を通す。15分間の体操も欠かさない。身支度を整え、玄関の大きな鏡に向き合う。「鏡は心を映すから」。自分の心が乱れていないか確認し、仕事に向かう。午前7時前に芭蕉布会館に着くと、午後5時まで糸を績む作業に当たる。
作業場では作務衣(さむえ)に身を包み、両手に取った芭蕉の繊維の太さや向きに目を凝らす。「手がしびれても、どんなに疲れていても、やめたいと思ったことはない」。戦後を生き延びるため、休むことを知らずに芭蕉布の産業化を進めてきた。戦争で夫を亡くした女性や地域の女性を生産の担い手に加えた責任感もあった。「私は芭蕉布以外、何もできないから」と笑う。
次回より、そろそろ「ことば集め」に入ろうと考えております。アイキャッチの画像は、西表島の星砂の浜です。